ソフトバンクの大山凌投手(22)が結婚していたことが26日までに分かった。
お相手は東北地方出身で同じ東日本国際大に通っていた同学年の一般女性。大学在学中の交際を経て今年7月29日に結婚した。27日に予定されている契約更改交渉の後、大山本人から報告される。
大山は最速152キロの即戦力右腕として期待され、昨秋ドラフトで6位指名を受けて入団。ルーキーイヤーは交流戦中に中継ぎとして頭角を現した。6月9日のDeNA戦(横浜)でプロ初登板。8月15日の西武戦(ベルーナドーム)でプロ初勝利を挙げるなど、18試合に登板して1勝1敗1ホールド、防御率3・25だった。強心臓で投げっぷりの良さが光った。
入籍日に選んだ7月29日は「天赦日」「一粒万倍日」「大安」「母倉日」「月徳日」が重なる、超がつく“最強開運日”だった。みずほペイペイドームでの練習中に愛妻が役所に婚姻届を提出。大山は練習前に倉野信次投手コーチ兼ヘッドコーディネーターにサプライズ報告し、同コーチは飛び上がるように喜び、祝福、激励してくれたという。
大山は「シーズンが終わったら正式に言います」とプライベートは詳しく語らず野球に集中してきた。今季は先発も2度経験し、8月1日の楽天戦(東京ドーム)では3回2/3を2安打無失点と好投したが、来シーズンは中継ぎとしてキャンプインする。背負うものが増え、決意も新たに2年目のシーズンへ向かう。