横浜F・マリノスは27日にホーム日産スタジアムでアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)東地区1次リーグ第5戦の浦項(韓国)戦に臨む。26日には会場で前日会見が行われ、ジョン・ハッチンソン監督(44)とFW西村拓真(28)が出席した。
横浜は今大会黒星発進だったが、その後は立て直し現在2勝1分け1敗で3位。ホームで迎える第5戦へ、ハッチンソン監督は「相手がどこであろうと我々のサッカーを見せつけて支配する」と意気込み、全体練習で最終調整した西村は「いい準備ができている」と万全を強調した。
先月はリーグ戦、天皇杯、ルヴァン杯、ACLEを含む全8試合を戦う過密日程の中、計11得点で自慢の攻撃力も低迷していたが、今月はここまでリーグ戦とACLEの全3試合で計11得点とチーム状態は向上。西村は「いろいろ要因はあると思うが、攻撃陣がしっかりボックス内に入ることが増えている。そこにいることがシュート数や結果につながっている」と語る。
無冠に終わり、苦しんだ今季もリーグ戦を含めて残り4試合。指揮官は「残り試合を楽しまないと意味がない。最後の最後まで(全力で)やっていく」と語り、西村は「明日も自分たちらしく、果敢に攻めていきたい」と言葉に力を込めた。