日本ハム入りが決まった前台湾・統一の古林睿煬投手(24)が、台北市内で入団記者会見に臨んだ。3年契約で、来季年俸は6000万円プラス出来高払い。背番号は37に決まり「実は高校の時からファイターズでプレーしてみたいと思っていた。環境の変化が最大の挑戦。できるだけ早くチームに溶け込みたい」と語った。
最速157キロを誇り、現地では「火球男」の異名を取る。「日本に踏み出し挑戦するということは、台湾には良い選手を育てる能力があるということだ」と自分の挑戦を台湾球界の後輩にも参考にしてほしいと願った。
会見に同席した日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサーは「世界で通用する投手」を探す中で台湾の逸材に目をつけたと明かし「来季はグーリンが優勝させてくれると信じている。世界的に投手の球速が上がっている中で、(古林は)今の野球にマッチしている。世界のトップに立てる人と野球をやりたかった。台湾の皆さんに喜んでもらえるような世界の一流選手になってもらえるようにファイターズがお手伝いします」と期待した。