女性ソロギタリストとして活動しているMIYUが「低分化腺がん」にり患したことを26日、自身のSNSで発表した。
今年8月16日に「ここ2年ほど原因不明の体調不良に悩まされており、精密検査を重ねた結果、緊急の手術・治療が必要ということで、当面の間、演奏活動を休止し、治療に専念させていただく事となりました」などと、自身の体調について報告していた。
この日、「今年私は、悪性の進行癌に罹患しました。ステージは前半で、種類は低分化腺がんと言うものになります」と、がんが見つかったことを報告。「本当は全ての治療を終えてからご報告としたかったのですが、まだもう少し時間が必要なのと、同じ病で苦しむ誰かを勇気付ける事が出来るのであればと公表する事にしました」と公表理由を明かした。
現在の心境について「今は癌になった事も人生の一部として受け入れ、前向きに過ごしたいと思っています」と前を向いていることを伝えた。また「今後私がもう一度『日常』を取り戻し『音楽と人生』を前よりもっと全力で楽しむ姿をお届けしたいと思います」とつづった。
そして「癌闘病には再発の不安もあり、今後とも変わらぬ皆さまのご理解とご協力の程お願い致します」としている。
MIYUは2011年に大村孝佳プロデュースのソロアルバム「WORLD MAKER」でCDデビュー。2013年、1stシングル「Raise your hands」をリリースし、翌14年には2ndシングル「Glitter」をリリースした。また、お笑いコンビ「さらば青春の光」が司会を務める番組内でバックバンドとしてテレビ出演、18年にはBSスカパー!「初見さん おさわがせします!」【第4回(最終回)】にも出演している。