アストロズからFAの菊池雄星投手(33)がエンゼルスと3年総額6300万ドル(約97億円)で契約合意したと25日(日本時間同日深夜)、大リーグ公式サイトなどが報じた。日本選手歴代5位タイの平均年俸2100万ドル(約32億3400万円)の大型契約となる。
今季エ軍は昨季まで所属した大谷(現ドジャース)の穴を埋められず、球団ワーストの99敗(63勝)で地区最下位、9年連続負け越しで10年連続プレーオフ進出を逃した。ただ、今オフはブレーブスから通算191本塁打のソレアをトレードで、カブスからFAの通算97勝右腕ヘンドリックスらを獲得。すでに総額1億1200万ドル(約172億5000万円)の積極補強を進めている。
菊池は今季、ブルージェイズから7月にアストロズに移籍。初めてシーズン200奪三振をクリアし、32試合9勝10敗、防御率4・05をマーク。11日に「そこ(世界一)にコミットしているチームに行きたいという思いが強まった」と語っていた。