巨人・戸郷翔征投手（24）は1億2000万円増の年俸3億円でサインし、球団の高卒選手では松井秀喜と岡本和の8年目を超える最速7年目での大台に到達した。
戸郷は高卒選手では球団最速で年俸3億円に到達した。高卒投手では日本ハム・ダルビッシュ、楽天・田中将、オリックス・山本の6年目に次ぐ7年目でのスピード昇給。「凄い評価していただいた。充実した1年だったと思います」と笑みを浮かべた。
自身初の開幕投手を務めた今季は、5月24日の阪神戦（甲子園）でノーヒットノーランを達成。3年連続の12勝でキャリアハイの防御率1.95をマークした。
156奪三振で2年ぶり2度目のタイトルも獲得。ただ、CSファイナルステージでDeNAに敗退。侍ジャパン入りした「プレミア12」では決勝の台湾戦で先発も5回4失点で敗戦投手となり悔しさも味わった。
来季に向けては「最多勝や沢村賞を獲りたい。まだまだ精進していきたい」と高い目標を掲げた。