元プロテニスプレーヤーで日本代表監督の杉山愛さん(48)が26日深夜に放送された日本テレビ「上田と女がDEEPに吠える夜」(火曜後11・59)に出演。不妊治療のキッカケについて語った。
今回は「不妊治療のリアル」をテーマに放送された。杉山さんは2011年11月に6歳年下の会社員と結婚。その後、2015年7月に第1子となる長男、2021年7月に第2子となる女児を出産している。
不妊治療のキッカケについては「34歳まで現役選手をやっていたので、やめて結婚する時は36歳だったので、何か問題があるとなかなか妊娠できないなと思って、まずはそこ(生殖機能)をきちっと調べてみようからスタートでした」と明かした。
不妊治療の種類について話題となり、「最初はタイミング法で比較的すぐに授かった」としたが「一度流産してしまって…すぐに」と振り返った。そこからタイミング法ではなく人工受精に切り替えた。
しかし、「4回ぐらい(人工授精)しても、本当にかすりもしない感じで」と授かることができずショックが大きかった。そのため「1年間ぐらい(不妊治療を)お休みした」と半ば諦めていた。
自身は「もういいかな…」と思い始めていたが、母親から「え、なんで?最後までやってみればいいじゃない」と言われた。この母親の言葉に「軽いタッチで言われたら“あ、そうだな。なんで私そんなに最後までやろうって気持ちがなくなっちゃったんだろう”って」とハッとさせられた。
心のどこかで「最後までやって子供ができなかったら嫌だな」という気持ちがあったため躊躇していたが「その母のひと言で背中を押された」と、不妊治療の再開を決意した。
その後、人工授精から体外受精へと移り「一度で妊娠することができました」と振り返った。