ミズノは26日、3Dプリンターによって一体ソールを作製するパーソナルフィッティングシューズ「3D U―Fit」を来年4月1日から販売すると発表した。
スポーツ業界で初めて、3Dプリンターで個人に合わせた専用の一体ソールを設計、製造する技術を開発したミズノ。その技術を駆使した「3D U―Fit」は、個人の足型を測定し、そのデータを一体ソールに反映してそれぞれの足に合ったオリジナルのシューズをつくる。開発に6年の歳月をかけ、商品化に至った。
左右で足の大きさが違う場合などにも対応可能。一足5万5000円。30年までに1万足の販売を目指す。
ミズノブランドアンバサダーを務める松岡修造さんは「3D U―Fit」に足を入れ、以下のようにコメントした。
「足とシューズが一体になっているという感覚が一番強いです。自分の足の形に合った、まさに<修造ウルトラフィット>ですね。履いているんですけど、履いていないようで、シューズが僕の足になっている自分の一部になっている感覚です」
来年4月1日から東京の直営店で販売を受け付ける。月産は約10足で、納期は約2週間としている。