広島・栗林良吏投手(28)が27日、広島市南区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4500万円増の推定年俸1億6000万円で一発サインした。
「他球団がいろんな形のサードユニホームを出しているので、カープもそういうのがあったほうが、自分も着て楽しいですし、ファンのみなさんにも喜んでもらえるのかなと思うので、サードユニホームをつくってほしいというのをお願いしました」
交渉の席ではサードユニホームの製作を球団側に要望したと明かした。今季は自己最多60試合に登板し、球団最多に並ぶ38セーブを記録。防御率1・96をマークしながら、0勝6敗と負け数が多かったことを反省した。
「セーブ数はキャリアハイになりましたけど、全然うれしくも思っていない。負けの数と負け方は今シーズン反省しないといけない点が多いなと思っている」
10月には右肘手術を行い、来春開幕を照準にリハビリを行っている。来季に向けては「個人としては昨年同様、チームで一番投げることが目標になっているので、そこを達成したいなと思いますし、他チームではもっと投げている投手がいるので、今度はセリーグで一番投げられるように頑張りたい」と意気込んだ。