巨人・大城卓三捕手(31)が、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万円アップの年俸1億6000万円でサインした。
今季途中に取得した国内FA権を行使せずに残留を決め、会見では「もう一回ジャイアンツで戦いたい。チームメートと良い景色が見たい。このチームでプレーしたい思いが強くありました」と複数年契約を結んだことを明かした。
その上で「来年、しっかり頑張りたいと思います。チームとしても日本一を目指していきたい」と力強く語った。
今季は本職の捕手だけではなく、一塁も守り96試合で打率・254、3本塁打、27打点。「不甲斐ないシーズンだった。全部の数字で、今まで以上を残せるように」と来季のさらなる活躍を誓う。
チームはソフトバンクからFA宣言した甲斐拓也の獲得を目指しているが「競争の世界。毎年変わらない。アピールして頑張りたい」と前を向いた。