米国に来年、女子プロソフトボールリーグが誕生することを27日までに、スポーツ専門局「ESPN」など複数の米メディアが報じた。
「ESPN」によると、女子プロスポーツ団体、アスリート・アンリミテッド(AU)が25年6月に新リーグ、アスリート・アンリミテッド・ソフトボール・リーグ(AUSL)を発足すると発表。初年度は4チームが30試合ずつ行い、26年からは都市を拠点とする。平均給与は、シーズンで4万ドル(約600万円)から4万5000ドル(約680万円)になると予想されているという。
マーリンズでメジャー史上初の女性GMを務めたソフトボール経験者のキム・アング氏がシニアアドバイザーとしてリーグ発足に携わり、2004年アテネ五輪で金メダルを獲得し、2011年には豊田自動織機でプレーしたキャット・オスターマン氏、アテネ五輪まで米国を3連覇に導いた元エースのリサ・フェルナンデス氏ら米ソフトボール界のレジェンドがチームを率いるGMに就任した。
28年のロス五輪では野球とともにソフトボールも追加競技として選出され、復活が決定している。