日本ハムの若林晃弘内野手(31)が27日、北広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸2300万円から減額でサインした。「ケガで1年間、1軍の試合に出ていないので当たり前のことと率直に思っています」と受け止めた。
今季開幕前に巨人からトレード加入。新天地での活躍が期待されたが、移籍直後の3月に左太腿裏の肉離れを発症して離脱。その後も度重なる故障で、プロ7年目で初の1軍出場なしに終わった。「本当に今までのプロ野球人生の中でも一番苦しかった。来年こそは結果で示してこのケガがプラスになったと思えるように。活躍するか、野球を辞めるかぐらいの気持ちでやりたい」と決意した。
覚悟を持って臨むオフは、例年通り1月にロッテ・中村奨や広島・田中広らと沖縄で自主トレを行う予定で「セカンドを軸としてやっていきたい。そこで出られなければ意味がない」と二塁のレギュラー奪取を目指す。