日本ハムの今川優馬外野手(27)が27日、北広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1800万円からダウン提示を受けてサインした。「今年は1年間ほぼと言っていいほど貢献できなかったので、納得です」と受け止めた。
今季は自己ワーストのわずか6試合出場にとどまり、打率.211で、2年連続の0本塁打に終わった。2位に躍進したチームの戦いを2軍本拠の千葉・鎌ケ谷でテレビ越しに見ることが多く「自分があの輪に加われないのは凄く、悔しいの一言に尽きる」と唇をかんだ。
5年目の来季に向けて、このオフは「化ける」をテーマに掲げ、走力と守備力向上を掲げ「体を大きく、速く、強く」とトレーニングに励む日々。体重もシーズン中の86キロから91キロまで増量した。胸囲も今年の1年間で10センチもアップし、逆襲の25年シーズンに向け「「今までの今川優馬にプラスアルファで強くなりたい。(周囲に)変わらなかったなと思われたら、そこで終了だと思う」と覚悟を見せた。