DeNAの9年目を終えた戸柱恭孝捕手(34)が27日、「第17回ペアレンティングアワード」の「スポーツ部門」を受賞し、都内で行われた授賞式に出席した。
同賞は厚生労働省の後援のもと、人気育児雑誌6誌が合同で育児業界に影響を与えたタレント、文化人、スポーツ選手を毎年表彰するもの。3児の父でもある戸柱はDeNA26年ぶりの日本一に貢献しながら、一家の大黒柱として「戸柱家」を守り続けたことで表彰の対象となった。
スピーチでは「僕自身野球しかやってきてないんですが、本当にこの賞はありがたいですし家族に良い報告ができたと思います。今年日本一になれましたが、その活力となったのは家族の存在でした。特に去年、(国内FA権を有し)残留するかFAを行使するか悩んだときに、娘たちが“やっぱりパパは青が一番似合っている。青がいい”と言ってくれて、その言葉が力になりましたし、その言葉で頑張れた。また、来年、この賞に恥じないように頑張っていきたい」と目を輝かせた。
またトークショーでは日本一の道のりまでの家族の様子を聞かれ「妻が凄く喜んでいましたが、3歳の息子が僕がホームラン打ったのを見ていたことがあり“野球をやろうよ”とか言ってくれてうれしいなと思いました。8歳と5歳の娘たちには、(CSファイナルでMVPを獲得したので)“何買う?”と最初に言われて“好きなの買おうね”と話しをしたりしました」と目を細め続けた。
家族への感謝を聞かれると「妻はどんな遅くなってもご飯をつくってくれる。子供たちも良いときも悪いときも声をかけてくれるので、僕にとっては家族が一番の応援団です」と続けた。
育児へのこだわりについては「子供たちの送迎、寝かしつけはやっていますし、一番大事にしていることは、子供たちの話しに耳を傾けることですね」と明かし会場をわかしていた。