ドジャースがジャイアンツからFAのブレイク・スネル投手(31)と5年総額1億8200万ドル(約276億6400万円)で合意したと複数の米メディアが報じた。
ド軍のスネル獲得を受け、大リーグ公式サイト「MLB.com」は26日(日本時間27日)、「ドジャースはスネル獲得後、誰をターゲットにするだろうか?」と題した記事を掲載し、球団がさらにどの選手を狙っているかについて報じた。
スネル獲得により、チームはグラスノー、大谷、山本に加え、ミラーやゴンソリン、メイも先発候補に挙がっており、左膝を手術したカーショーも復帰すると見込まれている。
それでも同サイトは「ドジャースは先発ローテーションの強化を終えたということか。おそらくそうではないだろう」と補強の手を緩めることはないだろうとした。
というのもニューヨーク・ポストの看板記者ジョン・ヘイマン氏がド軍がスネルやコービン・バーンズ、マックス・フリードといった経験豊富な先発投手と、ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー挑戦する佐々木朗希の両方の獲得を目指していると報じたからだ。
同サイトは「佐々木は2025年の国際契約期間が始まる(来年の)1月15日までMLBのチームと契約しないと予想されているが、佐々木の移籍先候補からドジャースを外すのは時期尚早かもしれない」とした。
さらに、ヘイマン氏はド軍がスネル獲得と報道後に自身のX(旧ツイッター)に「ドジャースは、今でもフアン・ソトを諦めていないようだ」とヤンキースをFAとなった今オフFA最大の目玉、ソト獲得の可能性も依然として残っていると記した。
今年4年ぶりのワールドチャンピオンに輝いたドジャースだが、さらなるビッグニュースが入ってくる可能性も十分にありそうだ。