ロッテから育成ドラフト3位で指名された富士大・長島幸佑投手(22)が27日、支度金300万円、年俸300万円(いずれも推定)で契約を結び、岩手県花巻市内で会見を行った。
1メートル87の長身から最速152キロの直球を投げ込む大型右腕は「最速で支配下に上がりたい。“こいつが出てきたら安心だな”と思われるような投手になりたい」と誓った。
今ドラフトで富士大からは支配下4人、育成2人の計6人が指名を受けた。指名順では長島が一番低く「自分は負けず嫌い。(富士大の)みんな上の順位なので抜きたいです」と、出世頭になる野望を胸に秘める。
最大の武器は「真っすぐの強さとフォームの落差。この2つをメーンに緩急を付けられたら」と思い描く。
ロッテには佐野日大の先輩である沢村がおり「(話を)聞きたい」と目を輝かせる。
今季MVPのソフトバンク・近藤や富士大の先輩・山川らとの対戦も思い描き「早く自分のそのステージに立って勝負できるように頑張る」と話した。