楽天の太田光捕手(28)が27日、仙台市内の球団事務所で契約交渉に臨み、900万円増の年俸5700万円で更改した(金額は推定)。
6年目の今季は94試合に出場し、打率・196、2本塁打、23打点をマーク。主に早川隆久投手(26)とバッテリーを組み、プロ初の2桁勝利に貢献したリード面が評価された。
それでも2割を切る打率に「僕としては納得できるシーズンではなかった。一番の課題は打撃。来年しっかり数字を残したい」と話すと「そういった納得できる部分を来年以降はつくっていけたらなと思います」と前向きに明かした。
チームの捕手陣では最多出場ながら、さらなる高みを目指す。「やっぱり不動の、併用という形ではなくこの球団だったら、このキャッチャーだよねっていう、そういうのが理想です」。石原彪(25)安田悠馬(24)、らとの正捕手争いには「たくさんライバルがいますけど、自分のやるべきことだけに集中してやっていきたいです」と語気を強めた。