ジャイアンツの正遊撃手として活躍したブランドン・クロフォード内野手(37)が27日(日本時間28日)、自身のインスタグラムで現役引退を発表した。
インスタグラムにジャイアンツ時代、カージナルス時代、それぞれのユニホーム姿の写真や動画を投稿し「野球は私の人生の一部だが、今は最も感謝している人たちと過ごす時」と記し「私のキャリアを通じて指導、支えてくれたすべての人に感謝したい」と続け「今は次の章の時間。新しい機会やさまざまな経験が待ち切れない」とユニホームを脱ぐことを報告した。
クロフォードは2008年にドラフト4巡目(全体117位)でジャイアンツから指名され、11年にメジャーデビュー。以降、13年間、ジャイアンツ一筋でプレーし、遊撃で4度、ゴールドグラブ賞を獲得。球宴にも3度出場。12、14年にはジ軍のワールドシリーズ制覇に貢献した。
23年シーズン終了後にFAとなり、引退もささやかれていたが、今季はカージナルスと契約。29試合で打率・169、1本塁打、4打点だった。
メジャー通算は14年間で1684試合で打率・249、147本塁打、748打点。2017年にはアメリカ代表としてWBCで世界一に輝いた。