エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが27日(日本時間28日)、オンライン会見に臨み、メジャー挑戦を表明している日本選手への言及を避けた。
この日は獲得を発表した菊池雄星に言及し「歓迎される選手になると思う。私は本当に興奮している」などと高い期待を寄せた。
エンゼルスでは過去に大谷翔平をはじめ、松井秀喜氏ら5人の日本選手がプレーしておりミナシアンGMは「明らかに日本には素晴らしい才能がある。私は過去15年から20年以上にわたって日本のリーグを見てきた。その選手たちがメジャーリーグレベルで成功した。私にとって野球は、試合を見るにも、練習を見るにも、試合前の練習を見るにも素晴らしい場所だ。素晴らしい野球の国だ」と日本には才能ある選手があふれていると称賛した。
今オフは佐々木朗希をはじめ、菅野智之、小笠原慎之介もメジャー挑戦を表明している。特に佐々木はマイナー契約しか結べない「25歳ルール」が適用されることから巨額の資金が必要でないため、資金力が豊富な球団でなくとも争奪戦に参戦できる。
ただ、ミナシアンGMは「特定のフリーエージェント全般について話すつもりはない」と個人名を避け「可能な限りあらゆる手段を見ている。だから、それがどんな手段であろうと、我々はそれを検討するつもりだし、基本的に各選手を深く掘り下げて、彼らがフィットするかどうかを見極め、その行く末を見守るつもりだ」と語るにとどめた。