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バスケ日本代表・渡辺雄太 八村塁について言及「ホーバス監督と関係があまり良くなかった。それは事実」

スポニチアネックス 2024年11月28日 12時54分

 バスケットボール男子Bリーグの千葉Jに所属する渡辺雄太(30)が28日、日本バスケットボール協会の姿勢や男子日本代表の強化方針、コーチ選定などを批判したNBAレイカーズの八村塁(26)に言及した。

 都内で開催されたBリーグオールスター出場選手発表会後、渡辺は約15分、問題について発言。まず「塁が前回の試合後にいろいろ発言して、それが変な方向に行ってしまっている。憶測が憶測を呼んで事実でないことが報道されている」と語った。

 また、八村が批判していた男子日本代表のトム・ホーバス監督について、「八村選手とホーバス監督の関係があまり良くなかった。それは事実としてある」と明かし、その原因について「きっかけは(23年の)W杯後、ホーバス監督の発言が変な形で切り取られて、それを目にした塁が怒ったのがそもそもの始まり」と説明した。

 「僕も塁も同じワッサーマンというエージェント(代理人)を使っている」とした上で、NBAのシーズン中は八村がプレーに集中できるよう代理人が間に入るため「常に2人以上、間に人が入ってる状態でいいコミュニケーションはとれるわけはない」と指摘。

 さらに「それ以降も2人が直接連絡取れることはなかったわけですから、関係性が修復できずに、という状態は、実際続いてたのは事実なので。そこは今後、僕ももちろん含めて、協会もそうですし、2人がよりいい関係を築いていけるように、コミュニケーションももっとこう活発に取っていけるような状態に持っていきたいなっていうのは思っています」と関係改善に貢献する姿勢を示した。

 レイカーズの八村は13日の試合後の記者会見で、日本協会の姿勢をビジネス優先とし、日本代表活動の在り方に苦言を呈した。

 さらに23日には日本バスケットボール協会について「プレーヤーファースト(選手第一)の精神が見られない。そういう方針の日本代表ではプレーしたくないし、そういう団体とはやりたくない」と改めて不信感を口にしていた。

 また、男子代表のトム・ホーバス監督についても「練習のやり方、ミーティングも世界レベルではないんじゃないかと思う」と率直に述べた。「日本協会の上の人たちが世界レベルのコーチを選んだという話をしていたが、そもそもその人たちが世界を見たことがない。おかしいのではないか」と手腕や選考過程も疑問視。今の代表には「今までにないぐらいのメンツが集まっている」とし、「僕らの若い世代が出てきたから(昨年の)W杯でも勝てた。新しい監督が来て、その監督のおかげだというのもおかしいと思う」と語っていた。

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