柔道女子48キロ級でパリ五輪金メダルの角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が、モデルデビューを果たした。28日、東京都内で行われた「遊勤コーデ」ランウエイ発表会に出席。元バレーボールの古賀紗理那さん、元新体操の畠山愛理さん、元スピードスケートの高木菜那さんと共に、堂々とランウエイを闊歩(かっぽ)した。
角田は白のニットにベージュのダウンコート、光沢のあるプリーツスカートに、白のブーツという衣装で登場。ステージの袖から登場し、中央で一度ポージング。そのままランウエイを堂々と歩き、本業の柔道の試合の時のように、引き締まった表情で務め上げた。
大役を終えた角田は、「いつも歩き方が柔道家と言われるので、練習したつもりだったけど、どうしても柔道家らしい歩き方になってしまった」と苦笑い。撮影時のエピソードなどを問われると、「凄く難しかった。一つのことを言われると、その前に言われていたことを忘れてしまう。でも楽しかったです」と振り返った。
「遊勤コーデ」はオンワード樫山が展開するレディースブランド「23区」が提唱する、シルエットやカラーにこだわったコーディネート。柔道家として「ウエストは細いけど、肩幅があるので逆三角形に見える」と体形に悩みを持っているという角田も、「ウエストが絞られたり、光沢が利いていて上品でありながら、家で洗濯できるのは魅力。この服装で(体形を)隠したい」と気に入った様子だった。