オリックス・吉田輝星投手が28日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改に臨み、2100万円アップの3700万円でサインした。(金額は推定)
日本ハムからトレード移籍で加入して1年目の今季は、自身2度目の50登板に到達して4勝14ホールド、防御率3・32。「(球団からは)主力の中継ぎ陣がいない中で、(鈴木)博志さんとかと一緒にいろんな役割をやってくれてすごく助かったと、言っていただけてうれしかった」と充実感を漂わせた。
「契約の場でも言わせてもらったんですけど、ものすごく感謝しかない。野球に向き合う時間が増えて、トレードになったということで気持ちの変化もありました。プロ野球選手として、本当に転機になる1年だったかなと思います」
シーズン最終盤に負った右肘の疲労骨折からリハビリ途上ということもあり、昇給分の使い道については「リハビリに充てます。骨にいい刺激を与える医療器具を買おうかなと思っていて」と苦笑い。来季の目標には30ホールドを掲げ、「勝ちパターンで優勝に貢献できるように」と力を込めた。