阪神の近本光司外野手(30)がセ・リーグ外野手部門で4年連続4度目のゴールデングラブ賞を受賞し、都内のホテルで表彰式に出席した。チームでは03~06年の赤星憲広氏(本紙評論家)以来の4年連続受賞となり、喜びを口にした。
「ずっと憧れている選手だったんで、並ぶことができて光栄に思います」
6年目の今季は141試合の出場で守備率・987。俊足を生かした広い守備範囲と正確な送球で今年も“指定席”に座った。
パ・リーグの二塁手部門で初受賞した楽天・小深田は大阪ガスの後輩で「寮が一緒の部屋だった。かわいい後輩が一緒に受賞することができて僕もうれしい」と笑顔。一方、社高(兵庫)の後輩の楽天・辰己が顔を金色に塗って全身ゴールドで出席した姿には苦笑いした。自身は対照的なフォーマルな黒いスーツでビシッと決めた。
<壇上一問一答>
―4年連続4度目
今年もこんな素晴らしい賞を受賞できて、本当にうれしく思います。
―阪神では赤星以来
ずっと憧れている選手だったんで、並ぶことができて光栄に思います。
―小深田とは大ガスの同僚
寮が一緒の部屋だったと思います。かわいい後輩が一緒に受賞することができて僕もうれしいです。