フォークシンガーのイルカ(73)が27日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。フォークソングを始めたきっかけを語った。
この日はフォークシンガーで元「かぐや姫」のリーダー、南こうせつとともに出演。南は「2人とも1970年の頃のフォークソング。大勢のミュージシャンがいて、まだ2人とも学生で、あの頃。ギターを1本持って、そしてフォークソングに憧れ…学園祭で歌ってた。それがイルカさんと南こうせつ」と紹介した。
イルカは「私、60年代の頃はロック少女だったの」と告白。「ロックに憧れていて、それでエレキギターが買えなくて、しょうがないと思って。ガットギター、クラシックギターをもらって。そしたらフォークソングっていうのがあって、エレキじゃなくて歌っている人がいるっていうので、アメリカンフォークとかも聞くようになったの」とフォークソングとの出会いを振り返った。
南も「そういうたどることっていうのは、僕もそうだったんだけど、小学校の4年生に、プレスリーとか聞いて、何じゃこれは!って。今まで三橋美智也しか聞いてなかったんですよ。凄いびっくりして。そして、そうこうして中学生になって、そしたらフォークソング、ギター持って3つのコードを覚えるだけで歌える!っていう」と懐かしんだ。
2人は先日発表された大みそかの「NHK紅白歌合戦」の出場歌手いにも名を連ねており、イルカの出場が平成4年以来、32年ぶり2回目。南こうせつが平成9年以来、27年ぶり6回目となる。