J1昇格プレーオフの準決勝が12月1日に行われる。J2で3位の長崎は6位の仙台をホームで迎え撃つ。両チームの監督と代表して選手一人がオンラインで報道陣に意気込みを語った。
長崎はわずかの差で自動昇格を逃したが、5連勝フィニッシュでリーグ戦を終えた。引き分け以上で決勝に進める一戦に向け下平隆宏監督(52)は「迎え入れる準備は万端」と話した。
今季のリーグ戦では3月のホーム戦(トラスタ)は1―2で敗れ、6月はアウエーで2―2で引き分けた。舞台は10月に開業したピーススタジアム。まだ無敗の地だけに「リーグ戦で勝てていないのでピースタで返したい」と言葉に力を込めた。
長崎のMF秋野央樹主将(30)は「一人一人がチームのためにハードワークできる隙の少ないチーム。引き分けでも進出できますが、受け身にならず先制点が大事」とポイントに挙げた。新スタジアムのパワーについても「素晴らしいホームでできることを幸せに感じている。長く試合がしたい」と思いを語った。