中日の打撃コーチを退任した和田一浩氏(52)が、元楽天監督の大久保博元氏(57)のYouTube「デーブ大久保チャンネル」に出演。今年のセ・リーグで高めの直球は“誰も打ち返せない”と降参した阪神の右腕を明かした。
日本はメジャーと違って高めのフォーシームを勝負球にする投手が多い。
和田氏は「代表的なピッチャーは阪神の才木ですね」と今季13勝を挙げた才木浩人投手(26)を挙げた。
侍ジャパンのメンバーとして今オフの「プレミア12」でも活躍した。
和田氏は才木の高めのフォーシームを「誰も打ち返せない。真っ直ぐの伸びが強い。投げた瞬間ストライクに見えるから振らされる」と絶賛した。
中日戦の才木は今季3戦2勝1敗で、防御率はなんと0・82。「あそこのボールをカチンと打ち返せるバッターはウチでは見ていない」とお手上げだった。
才木対策には「低くないと打てないよ。ベルト付近に来たらごめんなさいよ」と伝えていたという。