三井ゴールデン・グラブ賞の表彰式が28日に都内で行われ、楽天・辰己涼介外野手(27)が“全身金色”で登場した。
4年連続4度目の受賞となった辰己は金色のスーツに加え、顔も髪も金色に染めて登場。普通のスーツ姿で決めた受賞者の中でも存在感は異様で、姿を見せると会場には爆笑が巻き起こった。
辰己は26日の「NPB AWARDS」にもゴールドの袴、ちょんまげのカツラ姿で登壇。さらに「殺人鬼」ジャック・ザ・リッパー、甲冑(かっちゅう)姿と“早着替え”で話題を集めた。
以下は受賞後の辰己との主な一問一答。
――受賞された気持ち。
「うれしいです」
――テーマは?
「そのまま三井ゴールデン・グラブです」
――2年目の有言実行。
「吐いたことは責任をもってやるということが僕の流儀なので、言ったことはやる」
――ベストプレーは。
「最後397刺殺?いや更新したときか、刺殺したときに、雨で人数は少なかったがファンの方が大歓声で喜んでくれた。それが一番うれしかったです」
――守備はどこが成長した?
「元からうまかったです」
――守備へのこだわり。
「今年に関しては刺殺数もあったので、飛んで来い、という気持ちで前のめりでやっていたので、結果的に更新できて守備の神様が見ていてくれたのかと思います」
――衣装の値段は。
「それはもう誰かに聞いて下さい」
――メークの時間は。
「1時間くらいですかね。塗ってるのはここ(顔?)だけなんで、塗ってないですけど、光の反射ということにしておいて下さい」
――衣装の評価は?
「うーん、何しても似合うなと」
――構想はいつから?
「1年前から。これをしたいがために頑張っていました」
――衣装への期待度が高くなっている。
「注目が高くなっているかは知らないですが、僕がしたくてやっているので。でも式典が盛り上がれば。個人的には堅苦しい印象があるので、楽しかったらいいのではと。来年は全員金にして来てもらって、ぜひ僕のマネをしてくれればと」
――来年の衣装は。
「来年を楽しみにしておいて下さい。でもネタはないです」