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有名CM放映のタイヤ専門店 ススキノ火災でまさかのクレームに困惑「不謹慎、謝罪しろと…」

スポニチアネックス 2024年11月28日 16時31分

 タイヤ専門店「カーポートマルゼン」代表取締役の米岡功二氏が28日、自身のXを更新。26日に発生した札幌・ススキノの雑居ビル火災に関連し、思わぬ事態に巻き込まれたことを明かした。

 同社は米岡氏自らタイヤを転がして「タイヤマルゼン♪」と連呼するCMでおなじみ。26日の火災発生時、現場近くの街頭大型ビジョンで放映されているCMがテレビ中継に映り込んだという。これについて「会社にクレームの電話が数件ありました」と明らかにした。

 「まず初めに被害者家族や関係者の方々にはお見舞いを申し上げます。昨日、ニュースで報道された北海道すすきのビル火災事件の映像に当社の大型ビジョンCMが映り込んでいたらしく『この状況でCMを流すのは不謹慎だろ』『謝罪しろ』『こんな会社は二度と利用したくない』など。厳しいお言葉をたくさん頂きましたが、私共は事件を予測できる訳もなく不可抗力で、たまたまタイミングが悪く放映されてしまいました。ニュースを見て気分を害してしまった方々にはお詫び申し上げますが、ここからは本音で語らせて頂きます」と思わぬクレームに困惑している心境をつづった。

 かつて、ドラマのスポンサーをした際に出演俳優のスキャンダルが報じられたことがあったといい、当時も「『そんな方々が出演するドラマをスポンサーする企業は悪質だ』『そんな企業は二度と利用したくない』など電話やFAXなどのクレームを大量に頂いたことがあります。これらも含めて全て、スポンサー側の企業は予測できる事はなく、不可抗力でございます。人生が楽しくない人達が憂さ晴らしに、叩ける企業を探して此見よがしに言いたいのかもしれませんが、ハッキリ言って迷惑です。電話対応やFAX対応にスタッフが取られるので営業妨害罪にも当たります。今後は理不尽なクレームに関しては、然るべき処置も取らせて頂きますのでご注意ください」と業務に支障が出ており、毅然と対応する方針を示した。

 「我々のスタッフはタイヤが必要な方々や、タイヤでお困りの方々の問題を解決するために尽力しております。ご理解ご了承をお願い致します。また賛同していただける方は、引き続き応援くださると幸いです。引き続き、宜しくお願い致します」と呼びかけた。

 米岡社長は、CMスポンサーにまつわるさまざまなケースを明示した上で「今回のケースは、近隣の事件の場合なので(当社であっても、当社以外の企業であっても)そのまま続行して流すことは至って普通です。問題では無かったと感じています」と付け加えた。

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