G大阪は28日、吹田市内で新潟戦(30日・デンカS)へ向けて調整を行った。
23日の天皇杯決勝・神戸戦で0―1の敗戦。9シーズンぶりのタイトルを逃した直後で、来季も続投となるダニエル・ポヤトス監督は「重要な一戦になる」と選手たちのリバウンドメンタリティーに期待した。
目指すべきものは、まだ残っている。現在リーグ4位で、3位・町田との勝ち点差は「3」。一方で5位・鹿島とはわずか同「1」。来季のACLEやACL2の出場権を獲得できるかどうかが懸かる。「絶対に天皇杯の敗戦を言い訳にはしない。選手にはしっかりと顔を上げて起き上がろう、這い上がろう、そして続けていくぞ」と伝えたという。
天皇杯決勝直前にFW宇佐美貴史が肉離れで離脱。FW林大地の今季中の復帰も絶望的だという。だが、どんな状況でも勝利を目指す姿勢は変わらない。今季残り2試合。全員で2連勝フィニッシュを成し遂げる。