ロッテの中村奨吾内野手(32)が28日、ZOZOマリンスタジアムマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2億円(金額は推定)でサインした。22年オフに4年契約を結んでおり、来季が3年目となる。
23年に二塁手としてゴールデングラブ賞も獲得したが、今季は吉井監督の“内野シャッフル”構想で三塁手にコンバート。120試合に出場して打率・234、4本塁打、27打点と不本意な成績に終わった。「探りながらやった1年。課題しか残らなかった1年だと思います」と振り返り、来季に向け、「監督にはセカンドで勝負したいとは伝えさせていただきました」と明かした。
三塁転向が打撃に影響したことは「それは言い訳ですし、そんなことは思っていない。打撃は打撃で考えているので」と否定。「1年間サードやらせてもらって、より強くなりましたし、今のチーム状況でレギュラーといいえる選手はいないと思うので、もう一回、自分にプレッシャーかけながら勝負するためにもセカンドでやりたいと伝えさせていただきました」と説明した。