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栗山英樹氏が涙「いろんなことがあったなぁと」 大谷との一番の思い出「あれくらい緊張した試合はない」

スポニチアネックス 2024年11月28日 21時28分

 テレビ朝日「祝!大谷翔平MVP&世界一SP 今夜特別に解禁!徹子マツコ&大谷翔平」が28日に放送され、日本ハム・栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO=63)が出演。“愛弟子”のドジャース・大谷翔平投手(30)について語った。

 今季メジャー史上初の「50-50」となる54本塁打、59盗塁を達成。自身初のポストシーズン進出も果たし、チームの世界一に貢献し、史上初となる3度目の満票MVPを獲得した大谷について、MCの黒柳徹子とともにこれまでの活躍を改めて振り返った。

 指揮官として日本ハムを率い、大谷とともに戦った日々を思い返す栗山氏。大谷が2017年10月4日の国内ラスト登板でプロ5年目で初めて「4番・投手」で先発出場、圧巻の完封勝利を挙げた映像が流れると、その目には光るものが。2012年の入団会見時に誓った「エースで4番」が実現した瞬間だった。

 栗山氏は「いろんなことがあったなぁと…そんな感じですね」としみじみ。今でも印象に残る試合として、日本ハム時代の16年7月3日のソフトバンク戦で「1番・投手」で出場、初回に投手史上初の先頭打者弾を叩き込んだ伝説の試合を挙げた。「打った瞬間に僕は“ほんとにやったよこいつ”って。怖くなったし、この試合絶対勝たないといけないと。あの試合くらい勝たせないといけないと思った緊張した試合はなかった」と振り返った。

 そして「僕は本当に何もしていない。やったのは大谷翔平なので。でも“才能が天才に変わる瞬間”というのは、手伝う人たちが必ずいる。そういうものの僕らは一部でしかないんですけど、よくぞ翔平、頑張ってあそこに行ってくれたなっていう感謝しかない」と目を細めた。

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