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勝ち点1導いた!セルティック・前田大然 CLシーズン日本人最多タイ3点目「重要なゴールだった」

スポニチアネックス 2024年11月29日 2時3分

 ◇欧州CL1次リーグ第5戦 セルティック1―1クラブ・ブリュージュ(2024年11月27日)

 欧州CL1次リーグ第5戦が27日に行われ、セルティックの日本代表FW前田大然(27)が1―1で引き分けたクラブ・ブリュージュ戦の後半15分に今季CL3点目となる同点ゴールを決め、日本選手のCLシーズン最多得点に並んだ。前田はFW古橋亨梧(29)とともに後半31分に退き、MF旗手怜央(27)はフル出場。モナコのMF南野拓実(29)は2―3で敗れたベンフィカ戦で出番がなかった。

 鮮やかな一撃で試合を振り出しに戻した。0―1の後半15分、前田が左から巧みな左足のワンタッチで相手をかわすと「無意識に振った」という右足でファーサイドのポストを叩く同点弾。勝ち点1につなげ「重要なゴールだった」と語った。

 19日まで行われた日本代表でのアジア最終予選2試合はいずれも途中出場ながら、過酷な長距離移動でクラブに戻った。それでも23日の国内リーグでアシストを記録し、この日も豊富な運動量で攻守に貢献。試合の最優秀選手にも選ばれ、GKシュマイケルは「大然はトップクラスの選手。あれだけの移動後でも、あんなプレーとエネルギーでチームを前進させる」と称えた。

 CLでのシーズン3得点は16~17年の香川真司、22~23年の鎌田大地に続く日本選手3人目。少なくとも1次リーグ3試合を残す中でシーズン新記録や香川と南野拓実が持つ4得点の日本選手CL最多得点も視野に入る。今季公式戦でも10得点とした前田は「今までゴールで貢献できていなかったのでこれを続けないと」と話した。

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