カリフォルニア州の連邦地裁は27日(日本時間28日)、ドジャース・大谷の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(39)の量刑言い渡しの期日を12月20日(同21日)から来年1月24日(同25日)に延期すると決定した。
弁護側はギャンブル依存症に関する精神科医の鑑定で、水原被告が体調不良を理由に診察をキャンセルし、診察結果が出ていないとして延期を申し立てていた。
違法スポーツ賭博で負けた額を取り返すため、大谷の口座から約1659万ドル(約25億円)を盗み、胴元側に不正に送金した。連邦地検との司法取引に応じ、罪を認めている。