お笑いコンビ「なすなかにし」の中西茂樹(47)と那須晃行(43)が29日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。司会の黒柳徹子(91)からの“むちゃ振り”に見事に応える場面があった。
番組初登場となったなすなかにし。司会の黒柳徹子は「那須さんのお母さまと中西さんのお父さまがきょうだい。だからいとこ同士ってことに」と紹介。さらに結成24年目だとし「ロケのリポートの腕前が評判です」と続けた。
ロケはどれくらいやっているのかと問われた中西は「年間で300ぐらいです」と回答し、黒柳は「300カ所行くの?凄い」と仰天。中西は「基本部屋の外にいる芸人なんで僕ら」と平然と話した。
すると番組途中に黒柳は「それでは、ちょっと難しいかな。『徹子の部屋』をレポートしていただけます?」と突然の“むちゃ振り”。那須は「なるほど、いろいろありますもんね、ここは」、中西は「いいんですか?いや『徹子の部屋』が一番リポートしやすいです」と余裕の表情を見せた。
そうしてCM後、ドアホンの音と共に扉を開けて登場したなすなかにしは、最初は横を向いて登場も「カメラ、あっこっちやった」とそろって正面を向きなおすボケを披露。続けて入口の花を褒めると、中西は「入口の所にお花が飾ってあるのもパチンコ屋以来でございます」とイジってみせた。
さらに部屋の奥へ進むと「見てください、窓から景色が一望できます」と窓の外の風景のセットに注目。「何番ホールですか」と語ると、那須が「いやいや、ゴルフ場じゃないですよ!」とツッコミを入れた。
また中西が「いいおうちには大きい階段があるらしいんですよ」、那須が「それはないでしょう」としたものの、そろって「大きい階段が」と驚いた表情を見せた。
本棚のところへ来ると、ギネス世界記録の盾を見つけて絶賛。那須はまた「こちらが徹子さんですね」と人形に向かって話しかけ、中西は「違います違います、徹子さんこんな鋭い目つきしてないですよ」とテンポよく話した。
次いで「いやあ、やっぱりいいお部屋ですねえ」と語ると、「徹子さんいてた!」とわざとらしくびっくり。黒柳にうながされ席に着くと、「このお部屋は何回やられてるんですか」と質問し、黒柳が「今49年目に入りました」と答えた。
長くやる秘訣(ひけつ)も問うと、黒柳は「元気でいれば長くやれます」。中西が「頭の中にあめがあるという都市伝説を聞いたことがあるんですか」と尋ねると、「その日によります」と話した。
中西は「いや素晴らしい、以上『徹子の部屋』からなすなかにしがお送りいたしました。ではスタジオにお返しします、3、4、5!増えたらあかんやん」と締めくくった。
これに黒柳は「ウフフフ」と笑いながら「あら面白い」と大喜び。「とっても素晴らしかったです。初めていらしたんじゃないみたい。あれだけうまくレポートができるなだなと思って。感心しました」と絶賛した。