現役最年長のお天気キャスター・森田正光さん(74)が29日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)に生出演。気象情報を伝える上で心掛けていることを明かした。
森田さんは日本気象協会を経てウェザーマップを設立。TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)のお天気コーナーを担当している。
心掛けていることは3つ。
1つ目は「決まり文句は使わない」で、「例えば“広い範囲で”とか“多い所では”とかは、なるべく使わないようにしてる。他の人が使っているから。人の心に残るようなものを伝えたい」。
2つ目は「“天気が悪い”は禁句」。「若いときに怒られた。“良い悪いは、お前が思ってるんだろ。雨がほしい人にとっては雨が良い天気じゃん”って。それが染みついている」と説明した。
最後は「わざと専門用語を使う」。森田さんは「例えば、線状降水帯って言葉がある。線状降水帯って危ない。そういう言葉を1つでも覚えてもらうことで、危機感があおられる。そういうことを目指している」と話した。