お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸(54)と博多大吉(53)が28日放送のBS朝日「家呑み華大」(木曜後10・00)に出演。おじさんたちがトイレに行く時なぜ「おしっこ行ってくる」宣言するのか問題について回答した。
50代の2人がパジャマに着替え、あちこちに仕掛けられた固定カメラに囲まれながら“サシ飲み”しつつ、愚痴も含めて楽しくトークする同番組。
この日は視聴者からお悩み相談が寄せられ、そのなかに「質問です。50代の男性ってなぜトイレに行く時に律儀に“おしっこ行ってくるわ”って言うのですか?会社のおじさんも言うし、『家呑み華大』の時の大吉さんも。何も言わなくてもいいし、“ちょっとお手洗い”とかでもいいのに。会社のおじさんたちのおしっこ宣言を聞くたびに不思議なんです」というものがあった。
これを苦笑いで聞いていた大吉は質問者について「若いのかな?まだね」と想像したうえで「定型文があるじゃない、おしっこ行ってきますって、おじさんにかける一言ってあるじゃない」とポツリ。
華丸は「おしっこ行ってくる」とは言わないそうで「トイレ行ってくる」と言う派。「おしっこ行ってくる」と言いがちな大吉は「育ちがいい」と相方の育った環境に言及した。
だが、華丸は「俺はまだね、早いと思ってる」と謎の発言。「男としてまだ足りてない。もうちょっと生き切ると堂々と言わさせてもらいます」として「執行猶予!」と宣言した。
つまり、「おしっこ行ってくる」はスナックやクラブなどでおじさんたちがトイレに行く時に周囲へ宣言する常套句「執行猶予をいただきます」を使うまでの前段階だそうで、「執行猶予」を使っていい段階まで華丸は年齢、キャリア、収入、社会的地位に「まだ追いついていない」のだという。
スナックやクラブに行かない人たちにとっては全く意味が分からないトイレ使用時の「執行猶予をいただきます」ギャグ。
華丸によると、使っていいのは「麻生太郎さんぐらい」のランクまでいった人だそうで、「おしっこ行ってくる」は憧れの「執行猶予をいただきます」までの「練習」だとした。
2人はその後も「執行猶予をいただきます」ギャグをすでに言っていいランクの有名人を列挙。
酔っぱらった勢いもあって「内閣経験者」「上場企業の社長」などと似合う条件を挙げ、麻生太郎氏、故安倍晋三氏や芸能界では泉谷しげる、井上陽水、小田和正らを“推薦”。なぎら健壱に関しては「全ての言語が似合う」として“シッコウー1グランプリ”の“殿堂入り”だと絶賛していた。