巨人などで活躍した角盈男氏(68)が29日までに更新されたフリーアナウンサー田中大貴のYouTubeチャンネル「田中大貴のアスリートチャンネル」にゲスト出演。ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手について言及した。
MLBのGMたちも日本に来て投球視察するほど注目されている佐々木。まだ正式なゴングが鳴る前から令和の怪物の上陸に大きな期待がかかっている。
過去にMLBエンゼルスの日本担当スカウトを担当していた角氏は、メジャー市場では日本投手の評価がうなぎ上りになっているという。「前回のWBCで一気に上がって、大谷と(山本)由伸は別格としてもさらに日本の投手の評価を上げたのは、今永だと思います」と説明した。
しかし佐々木のメジャー挑戦については「俺はあんまり賛成できないですね。行ってほしくなかったな…」と否定的な意見を口にした。「全て100点を取っていくとするならば日本で優遇されてるじゃないですか。その中できっちり2年間鍛えていって、由伸のようにローテを守って結果を残して、それで即戦力で行った方がいいと思います」と見解を述べた。
さらに「もし今ドジャースに行ったとしても、投手はケガ人が多いけど、3Aからじゃないかな。“1年間戦えますか?”って発想なので。それで出来上がってから上にあげると思う」と語り、ケガも心配だと付け加えた。