新日本プロレスの永田裕志(56)が29日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。過去に長州力から宣戦布告を受けていたことを告白する場面があった。
今回の動画では03年3月1日に旗揚げしながらも、わずか1年5ヶ月で崩壊した「WJ」をテーマにトークを展開した。
02年2月、新日本プロレスの現場監督を務めていた長州力は武藤敬司、小島聡、ケンドー・カシンが全日本プロレスに事実上引き抜かれた引責で現場監督を降任させられた。その後、5月に新日本の体制を批判して退社した。
長州が新日本を退社後に、突然電話がかかってきて「棚橋と(鈴木)健三たちと飯食うんだけどお前も来るか?」と誘われて、長州が行きつけの寿司店で会食をすることに。食事中も長州は新日本への不満をもらしていたという。
その後、一緒に食事していた棚橋弘至、鈴木健三を先に帰した上で長州は「永田、ちょっとうちにお茶飲みに来るか?」という誘いから長州の家に行くことになった。長州宅に到着すると、長州は顔色が突然変わり、永田を指差して「お前!このままじゃ済まさんから」と言い放ったという。
当時、IWGPヘビー級王者で新日本の先頭を走っていた永田。「これは宣戦布告と捉えました」と回想した。