AKB48の4代目総監督・倉野尾成美(24)らメンバー4人が29日、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪問し、来月8日に新装オープンする秋葉原のAKB48劇場をPRした。倉野尾は「AKB48の大きな武器である劇場の再出発。ここから新たに一致団結して頑張ります!」と目を輝かせた。
2005年12月8日の開業から6552公演を行い、今年9月1日から改装に入った。劇場の再出発は総合プロデュースを務める秋元康氏(66)が書き下ろした約9年ぶりのオリジナル公演で幕開け。22年5月加入の佐藤綺星(あいり、20)は「初めてのオリジナル公演なのでワクワクしてます」とニッコリ。劇場がない3カ月間は各地で出張公演や若手メンバーによるライブで力をつけてきただけに「17、18、19期も一丸となって先輩たちの足を引っ張らないようにと強い思いでやってきた。その流れのまま新公演も挑んでいきたい」と力を込める。
公演タイトルは「ここからだ」。秋元氏は「“第2期黄金時代を迎えます”の意味を込めた」と明かす。大きな期待に倉野尾は「大きな功績を上げてきた過去のAKB48がライバル。ここから新たな代表曲をつくって国民的アイドルとして活躍したい」とやる気十分。
再開業日は結成19周年の記念日で、同月25日には通算10枚目のアルバム「なんてったってAKB48」の発売も控える。結成20周年の節目に向けて、今年3月に加入した伊藤百花(20)は「チャンスが巡ってきたと思うので、しっかりつかめるように力を合わせていきたい。そしていつかは東京ドームに立ちたい!」、AKB48を見て育ったという八木愛月(21)は「今まで先輩方が立っていた東京ドームや紅白歌合戦で輝いている姿に憧れたので、キラキラしたグループになっていきたい」と意気込んでいる。