阪神・漆原が29日、出身地である新潟県燕市のスポーツ大使に就任することが決まった。就任式は12月17日に燕市役所で行われる。昨オフの現役ドラフトでオリックスから移籍し、加入1年目だった今季は救援陣の一角として38試合登板1勝4敗、防御率3.89だった右腕。故郷の“顔”となることが決まり、「燕市の皆さまに明るいスポーツの話題をお届けできるように頑張ります」と意欲を示した。
故郷と同名の“ツバメ封じ”にも気合が入る。今季ヤクルト戦は6試合登板0勝1敗、防御率4.15と、やや分が悪かった。今オフは秋季キャンプに参加せず、島本とともにトレーニングに励むなど来季へ向けて着々と準備中。「阪神タイガースの勝利に一試合でも多く貢献する」。来季は“ヤク払い”で、いっそうチームの勝利に貢献する。