映画「火の華」の12月13日の新潟県先行、同20日の全国公開が中止、延期されることになった。29日、製作・配給のアニモプロデュースと配給協力の東京テアトルが映画公式サイトなどで発表した。
アニモ社は「本作の出演者兼プロデューサーを務めた人物が起訴されたという事実を受け、関係各所との協議の結果」と説明。「公開時期に関して現時点で未定ではございますが、まずは事件の状況を確認し、推移を見守りたい考えです」とした。
同作は、国連平和維持活動(PKO)で心に傷を負った元自衛官が新潟で花火職人として再起を期す物語。小島央大監督と主演の山本一賢が共同で企画・脚本を手掛けた。
小島監督は、自身のSNSに「観客の皆さんに届けたい気持ちは変わりません。良い形で来年公開できるように尽力します」と心情をつづった。