現役ドラフトで今季、阪神に加入した漆原が30日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改をし、1050万円アップの2500万円(金額は推定)でサインした。38試合に登板して1勝4敗5ホールド、防御率3・89だった。
現役ドラフト1期生の大竹に続いて一定の成果を上げ「僕も納得できる金額だった。大竹さんに続く2人目、そこに対する評価と、勝ちパターンとビハインドの展開でも投げた。いろんなところを経験させてもらって、そこについての話し合いをした」と語った。夏場に2軍降格をしたことを反省点に挙げ、甲子園や鳴尾浜でオフをすごす。来季は「ファンの数は日本一だと思っている。甲子園で抑えたときの歓声はすごいと、肌で感じた。1試合でも多く、抑えたときの歓声を聞けたら」と飛躍を誓った。