中日の打撃コーチを退任した和田一浩氏(52)が、元楽天監督の大久保博元氏(57)のYouTube「デーブ大久保チャンネル」に出演。ドジャース・大谷翔平投手(30)の打球が飛距離の出る理由を指摘した。
和田氏は自身の最高到達地点より、さらに50メートル先まで飛ばすのが大谷のバッティングと解説した。
和田氏はボールが飛ぶ要因には主に「(1)ヘッドスピード(2)バットの入射角(3)柔らかさとしなり」などがあるとしたが、大谷の打球が尋常ではない飛距離を出す「一番の理由は体を回すスピード」と指摘した。
体幹がエンジンで、大谷の場合は5000cc、6000ccクラスのパワーを持っている。エンジンが大きいから体の回転スピードも速い。それに振られてくるバットも遠心力が増して速くなるという。
和田氏は「そのスピードが今までの人よりも相当優れている。だから振り遅れても飛ばす力がある」と説明した。