◇明治安田J1リーグ第37節 浦和0―1福岡(2024年11月30日 ベススタ)
浦和は敵地で福岡と対戦し0―1で敗れた。5試合ぶりの黒星を喫した。
大幅にメンバーを変更して臨んだ。GK牲川歩見が8月の鹿島戦以来のスタメン。FW前田直輝は6月のC大阪戦以来の先発出場を果たした。また、今季限りで現役を引退するFW興梠慎三が7月の湘南戦以来のベンチ入り。今夏に加入したMF本間至恩は8月の鳥栖戦以来のメンバー入りとなった。
試合は前半からボールを保持する展開が続いた。前半16分、シュートを許すも牲川がセーブ。同29分には前田のパスに反応したMF渡辺凌磨がシュートを放ったが、枠をとらえきれず。試合が動いたのは同40分だった。ペナルティーエリア手前からシュートを許し、先制された。そのまま得点を奪えず、前半を0―1で折り返した。
後半はMF原口元気のシュートなどでゴールに迫った。後半19分、FWチアゴ・サンタナに代わって興梠が出場。歴代7位の小笠原満男に並ぶJ1通算525試合出場を果たした。キャプテンマークを巻いて体を張ったプレーを披露。得点には絡めず、福岡の堅守を崩せなかった。マチェイ・スコルジャ監督は試合前に「この試合に勝って順位表でポジションを上げていきたい。ただ、同時に新たな選手に出場機会を与え、特に中盤での新しいセットアップを試したいと思っている」と語っていたが、勝ち点を逃した。