渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏のボクシング元世界王者3人がYouTube「ぶっちゃけチャンネル」を更新。大みそかに王者返り咲きを狙う井岡一翔(35=志成)の試合を展望した。
井岡は12月31日に7月の統一戦で敗れたフェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)とダイレククト・リマッチを戦う。
前回は12ラウンド判定負け。
竹原氏は「前回の試合見たら勝てる確率はかなり低いように見えるが、井岡くんも勝算があるからやるんでしょ?」と説明した。
確かにデータは井岡を推す。
過去3回のリマッチは、フライ級時代のファン・カルロ・レベコ戦、スーパーフライ級でのドニー・ニエテス戦、同級のジョシュア・フランコ戦と3戦3勝している。
研究熱心で技術の高い井岡とリマッチの相性はいい、その上、大晦日の試合は10勝とゲンもいい。
それでも竹原氏は「もう年齢がいっている」と指摘。畑山氏も「前回の試合を見たら10人中9人は(井岡には)厳しいというと思うけど、再戦は強い…」と、判断しかねている様子だった。
渡嘉敷氏は前向き。「ここまで来たら、最後の試合かもしれないけど、やりたい試合をやらせてあげたいじゃん」と、井岡のモチベーションが戦いにもいい影響を及ぼすことを期待した。