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日本人4人で世界王座独占するバンタム級 具志堅「武居さんと天心さんで」キック出身対決がより楽しみ!?

スポニチアネックス 2024年12月1日 15時28分

 プロボクシング元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏(69)が自身のYouTubeチャンネル「具志堅用高のネクストチャレンジ」を1日までに更新。元WBC世界スーパーフライ級王者で、川島ジムの川島郭志会長(54)と日本人選手が活躍しているバンタム級について語った。

 バンタム級は世界主要4団体の王座を日本人で独占している。WBAの堤聖也(角海老宝石)、WBCの中谷潤人(M.T)、IBFの西田凌佑(六島)、WBOの武居由樹(大橋)のうち、誰が最強かという点は2人とも中谷で一致。川島会長は「海外の試合も経験して、いろんな選手を倒しているのは目立つ」と3階級制覇の過程を含めて評価した。具志堅氏も同意を示しながら、中谷はパンチを放つ角度の工夫など「当て方の確率が高い」と指摘した。

 統一戦へ期待が高まる中で、具志堅氏も「日本人同士でやってほしい」と強く望んだ。見たいカードについて「武居さんが統一戦でなければ、天心さんで」と語り、WBOアジアパシフォック王座を獲得して世界戦へ着実に前進している那須川天心(帝拳)と武居による“キック出身対決”を希望した。

 那須川天心について川島会長は「1試合ごとに成長している。ラウンドごとに凄く考えたボクシングをしている」と既に世界戦のリングに立てるレベルであることを指摘。「(2人とも)キックからの転向というところもあり、見たいカードだと思う」と武居VS天心の実現を期待した。この対決について、具志堅氏は「距離感の勝負になると思う。武居さんが距離を取ってジャブ、ストレートを打ってきたら怖いけど。天心さんがかわして打っていけるか。パンチをもらったら天心さんはきついと思う。パンチ力は武居さんの方があるかな」と話した。川島会長は「武居選手の方が世界戦の経験もある。今の時点では武居選手が有利ですけど。天心選手はどんどん成長して備えることになる」と見応えのある展開を期待した。

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