フジテレビ系「だれかtoなかい」(日曜後9・00)が1日に放送され、俳優・ムロツヨシ(48)がMCを卒業した。注目された新たなMCは15日の放送で発表することが明かされた。
ムロの最後の出演回は、親交が深い俳優・小栗旬、山田孝之が出演し、ムロの番組フィナーレに華を添えた。次回予告で15日の放送は、「未公開&新MCお披露目SP」と銘打たれており、新MCが登場することが発表された。
番組は23年4月、「ダウンタウン」松本人志(61)、タレント中居正広(52)のダブルMCでスタート。大物ゲストの異業種マッチングトークなどで話題になった。
松本が今年1月、女性に性的行為を強要したと報じた「週刊文春」の記事で名誉を毀損(きそん)されたとして5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟に専念するため、芸能活動を休止。松本に代わり、「嵐」二宮和也(41)が2月4日放送回から、MCとして中居とタッグを組んだ。それに伴い、番組名も現名称に改称された。その後、二宮は番組を卒業し、4月14日放送回からはムロが“3代目”MCを引き継いだ。
ムロは8カ月の長期間にわたり代役を務め、中居からイジられ役として、息の合ったコンビネーションを見せた。
松本側は11月、訴訟の取り下げを発表した。一方で同局では、松本がレギュラー出演していた同番組と「酒のツマミになる話」が放送されている。港浩一社長は同月29日の会見で、松本の番組復帰について「現時点では活動休止中であると認識しています。今後の番組出演に関しては今、言えることはございません」と話すにとどめていた。