子供たちへの支援を目的としたチャリティーイベント「Act Against Anything VOL.3 『THE VARIETY 29』」が1日、東京・北の丸の日本武道館で行われた。
93年に岸谷五朗と寺脇康文が中心となり世界エイズデーに合わせて開催し、形を変えながら今回で30回目。同所では2020年に無観客で開催して以来となり、4年ぶりの有観客となる。
幕開けは岸谷と寺脇によるサザンオールスターズの「ボディ・スペシャル2」。サビを♪踊ろうよ 武道館で…と変えて届けた。岸谷は「30年目に突入しました。みんなのおかげ、本当にみんなのおかげです」と感謝し、寺脇も「このエネルギーを届けましょう」と観客に呼びかけた。その後は初出演のロバートの秋山竜次と岸谷で「体格!Before After」というコンビで、秋山の「TOKAKURA」を披露。
終演後の取材で、岸谷は「お客さんの顔が見ることができて幸せだった。30年やっているけど、きょうは特にお客さんの熱を感じた」と感慨深い様子。チャリティーについて2時間にわたって思い語り合った堂本剛がソロ名義「.ENDRECHERI.」として出演。堂本は「世界に自分の力をつなげるためにどうすればいいとわからないことがある。(岸谷さんのように)アクションをおこしてくださる方がいるとつながっていくので、ご縁をいただいて呼んで頂けたことをうれしく思います」とかみしめた。岸谷は「剛くんはいろんな物事に対して強い思いを持っている。2時間あっという間だったから、あと3時間はいけたね」というと、堂本も「いけましたね」と笑顔をみせた。