俳優・神木隆之介(31)が主演を務めるTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜後9・00)第6話が、1日に放送された。脚本を手掛けた野木亜紀子氏が、放送終了後に「あるキャスト」の変更を告白し、大きな反響を呼んでいる。
<以下、ネタバレあり>
本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。「アンナチュラル」(2018年)、「MIU404」(2020年)、現在上映中の映画「ラストマイル」など数々のヒット作を生み出してきた、野木亜紀子×塚原あゆ子×新井順子という強力チームが手掛ける。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいく。
第6話は、1963年の正月を迎えた端島が舞台。園芸部での活動に熱を上げる朝子(杉咲花)と鉄平(神木隆之介)、賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)の思いが大きく動いた。
一方現代では、自分といづみ(宮本信子)に血縁関係がないこと、そしていづみの本当の名前が“朝子”だと知った玲央(神木)は、自分と鉄平の関係を探るため、鉄平が残した10冊もの日記をひも解くことに。するとその中の1冊に、“種”のようなものが挟まっていて…という展開。
端島を生きる登場人物たちの人生が大きく動いた物語に、これまで端島の幼なじみたちの思いを見守ってきた視聴者からは、「神回すぎる」「この幸せのまま終わってほしい…」と感動する声が上がり、大きな反響を呼んだ。
そんな中、脚本を手掛けた野木氏は「お気づきいただけたでしょうか」と書き出し、“ひっそり”と変更されていたキャストを紹介。「時が経ち、朝子の弟・竹男が番家玖太くんから、お兄ちゃんの番家天嵩くんにバトンタッチしました」と明かした。
変更となったのは、朝子の弟・竹男を演じている子役。これまでは番家玖太さんが演じていたが、第6話から番家天嵩さんに変更となった。
番家天嵩さんは、実は、番家玖太さんの実兄。そして、同じく野木脚本の2020年放送同局ドラマ「MIU404」に出演していた縁があった。
この交代に、視聴者からは「き、気づかなかった!!」「違和感なかった」「あまりに自然でわからなかったですー!」「AIかと。それ以上に自然体でした!」「自然すぎた…!!」「違和感なさ過ぎて分からんかった」と、驚く声が上がった。
一方で、過去作品からのファンからは「てんてん、大きくなったねぇ それだけMIU404から時間が経ったということよね…」「竹男が出てきた瞬間、兄じゃない??兄だーー!!!って家族で騒いでたw」「成長著しくない!!自然すぎる成長!!」「ですよね!めっちゃそっくり!って思ったけど天嵩くんだったんだ!笑」「ゆたかー!!大きくなって」「うわっ弟くん、ゆたかにソックリになってきた!って思って観てました。笑 本人だったとは。笑笑 気づいた瞬間大興奮でした!さすが番家兄弟ですね」と、気づいた感想や成長に感動する声が多く寄せられた。