DeNAの東克樹投手（29）が2日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億500万円から倍増の2億1000万円でサインした。23年の年俸は2610万円。2年間で約8倍になった。（金額は推定）
「相川コーチから“2億円にいってからが一人前”と言われていた。目標としていた金額。到達できた」
今季はチーム投手陣で唯一の2桁勝利である13勝（4敗）を挙げ、防御率2・16はリーグ6位、140奪三振はリーグ2位と安定した成績を残した。エース左腕は「1年間しっかりと役割を果たせた」と胸を張った。
ソフトバンクとの日本シリーズでは、左大腿裏肉離れをおして第3戦に先発。7回10安打ながら1失点の粘投で白星を挙げた。
開幕2連敗だったチームは、この白星から一気に4連勝。逆転で日本一に輝いた。